住民支援
女性そのものの本質に着目し、2015年より本格的に開始した活動。
使用するのは口紅1本で、被災した女性の心を支えるとともにコミュニティの創造にも一役買っています。
東日本大震災から月日が経つとともに、被災した沿岸部ではボランティアの減少や被災した住民のひきこもりにより、人的交流機会の減少が深刻な課題となりました。
また、狭い仮設住宅での生活により、生活不活発病やエコノミークラス症候群を発症する住民が急増、被災者の健康面の低下も被災地全体の課題として深刻化されることとなりました。
これらの問題を重視した私達は、仮設住宅等におけるコミュニティの親密化、住民同士による見守り、人的交流機会の創造や健康の増進を目的としたコミュニティケアを独自に開始しました。
コミュニティケアは住民間の相互扶助により成り立つ健康法であること、一般家庭に必ずある物を使用して出来ることから、様々な地域において好評となっています。
東日本大震災の発災以降、少子高齢化や住民の転居により、マンパワーの不足が深刻化しています。
(避難道整備)
(学生ボランティアとの協働薪づくり)
(生活福祉支援)
長年培ってきたコミュニティが崩壊し、地域間の交流や外出の機会が激減した被災地域の住民。
なかでも高齢者は、あの日の大津波を見たショックや被災によるショックなどから自宅や仮設住宅に閉じこもりがちな傾向にあり、また、孤立化や孤独化という深刻な問題も浮上しています。
この児童との協働支援は、児童ボランティアと被災地域の住民の出逢いの創出、児童の新たな気付きや発見の育み、児童に対する社会的学びの場の提供、新しいネットワークの構築といった相乗効果があり、児童にとっても社会にとっても、意義のある活動となっています。
(物資支援)
(交流による協働支援)